お客様に恥をかかせないホテルの空間 使い方、読み方、行動力 殻割セミナー空間を感じ動く編 @札幌 

お客様に恥をかかさない

すごくうれしい体験をしてきました!!

先日、北海道にお伺いさせていただきました。
私としては恥ずかしいことをしてしまったのですが、決して嫌な気分にさせることなく、むしろ心地いい体験をしたのでここに共有できたらと思いました。

ホテルの朝、私は目覚めてバイキング形式の朝食会場に向かいました。
男性ホテマンの方が席までご案内してくれて、会場は時間も時間だし、そんなにお客様もごった返していない感じでした。

「取りに行くのが近いのと、少し離れているけど景色がいい方どちらになさいますか?」と私にそっときいてくださって、一人だし「近くでお願いできますか?」とお伝えしました。

そこで、食事に近く、中でも、「女性一人」座りやすい場所を選んでくださった席に立ち止まり「お食事がお済の際はこのカードを反対にしてくださいね」というエスコートしていただきました。

私は、すぐに食器を片手に、欲張らずにとは思うものの(笑)バイキングの楽しさと美味しそうな食事を前にお皿に盛り始めました。

席に戻り、食事をしていた後半。

目の前の席のカードに気が付きました。
一瞬にして思い出したのです(笑)
ここ、私の席じゃない、そっちだったと思いだしました。
直感的に頭の中がぐるぐるよみがえりました。

ふと、その数分前に私をエスコートしてくださったホテルマンの方が一瞬ここにきて何かをしていったのは覚えていました。
それは・・・
私の座った席にカードをさりげなく置いて立ち去っていたのです。

 

 

 

 

「あっ」と気づきました。

物凄く恥ずかしかったのですが、私が座っていた席はカードのない席でした
つまり、指定された席ではないところで食事をしてしまっている状態だったのです。

ホテルマンの方が気づいてくれたこと、その行動があってこそですが
普通のホテルマンなら
「あの、そこではなく、そちらの席ではないですか?」
ということもできたはず。
「アッ失礼しました・・・。」

恥ずかしい気持ちと申し訳ない気持ちで きっとご飯の味も自分の失敗を正されたことで失敗を許してもらえず、恥をかかされたような気分になってしまい、二度と生きづらいお店になっていたと思います。

恥をかかされず、むしろそこで間違いないですよって空間を おこがましく伝えることもなく行動してくださったことに居心地が良かったのは当然です。

私も、この仕事をさせていただいている以上、
「お客様に恥をかかせない」という意識に私は本当に本当に嬉しかったですし、いつもならその意識づけが素晴らしい!!「気配りをありがとう」ということもできたのですが、
いいホテルの意識というのはお客様にあえて「ありがとう」を言わせない、気づかせないこと。もしっかりと大切にされている事でもあるのよねと。
それが当たり前として行っているホテルマンとしてのブランドなのでしょう。

これが、一流か、二流か、三流なのか。

それがまた行こう!また行きたい!と言わせるプロ根性なのではないでしょうか。
それを、人に教えるというのはとても難しいことであって、マニュアルなんかにもできない。
一言に「お客様に恥をかかせない」行動をとりましょうというと、言えば言う程「やり方ばかりに」とらわれてしまうものですよね。

「恥をかかせないために」が根本にあったとして あくまでもおしつけでないないということが 心地よくさせる「また来たくなるホテル」になるんですよね。

居酒屋さんでも、ホテルでも、色んなコンセプトもあるでしょう。
営業や、接客の方でもそれぞれでしょう。

もう一回考えてみましょう。

時には、控えめに空気のような存在になることで相手に花を持たせられるような行動が出来る人って素敵じゃないですか?

「さりげなさや奥ゆかしさ」を控えめな接客、受け身な接客をという事ではありません
ただし、
「自分自分、ね、このサービスいいでしょ!」というようなことでもありません。

どちらにしても
空間を作ることが出来る力に、時には空間をそっと作れるような 存在って本当に人間の能力だと思うんです。

私がやっている殻割セミナーでは、まさしく。
やり方を統一させて動く人間ではなく、主体的に動ける人を作ることが大切と考えています。

自分が自分が という行動力もそうですし、あまり出過ぎの相手に任せられないタイプの方もいます。
改めて思うと私の勧めている「殻割りという学びは」、今回のような、空間を「気づき」相手に花を持たせることが出来る人財を育てることが出来る確信をもって自信もいただきました。

いい話の共有が皆さんにも広がりますように。